toRideで行こう。

NO BIKE NO LIFE

ジャパンカップ

出発〜到着


今日は待ちに待ったジャパンカップ。予定では弟家族と観戦予定だったが子供が手足口病の病み上がりだったりそれぞれ予定があったりして結局弟と二人で行く事になった。もちろん自転車を積んでtoRideジャージで7:00に出発。
2時間ちょっとで会場近くまで着いた。オフィシャルの駐車場はすでにどこもいっぱい。萩の道近くの農道に車を止めてさっそく観戦準備。

観戦準備

スタートまで30分くらいになったのでコースを通ってスタート・ゴール地点へ。古賀志林道の激坂が有名なコースだが鶴カントリークラブの登りもキツイ。登るだけなら登れるけどこんなコースでレースは無理…
スタート・ゴール地点には既に人があふれており人垣の後ろから観戦。MCは今中さん。今日でマトリックスの三船選手が引退するそうだ。スタート前にヘリが飛んできた。パタパタと音がしてグランツールのような雰囲気。

スタート


セレモニーが終わっていよいよスタート。ランプレ、リクイガスクイックステップブイグテレコム…ヨーロッパの強豪チームだ。生で見られるなんてそうそうあるチャンスではない。
とりあえず何周回かはここで観ている事にする。写真を撮るが選手のスピードが速すぎてデジカメのピントが反応出来ない。距離もあるしまともな写真が撮れない。

レース観戦

一周14.1kmのコースなのでプロでも20分以上かかる。スタートを見送って各ブースを見て歩いた。梅丹本舗GDRのブースでサコッシュが売っていたが2,000円もしたので購入を迷ってやめた。
周回はUCIのレースディレクターカーが先頭を走っている。この車が通り過ぎるとクラクションと笛の音で集団が近付くのがわかる。一周目、集団は一つで鶴C.C.をものすごい勢いでくだって来た。目視では誰が誰だか全く分からない。チームジャージはかろうじてわかるがバッソクネゴも全く分からない。MCのアナウンサーは日本語とフランス語と英語で途中経過(上位の順位など)をしゃべっている。どうやらUCIからフランス語で放送しないといけないルールになっているらしい。今中さんも自転車の公用語はフランス語だといっていた。
集団が行った後には長いチームカーの列、そして大会関係車両、PRESS、救急車などが走り去る。
ここからはコースを逆走して色々なポイントで観戦する事に。

レース序盤

まずは鶴C.C.の頂上付近で観戦。どうやら日本人三人、野寺・柿沼・福島(兄)の逃げが決まったようだ。まずは逃げの三人、早くも2分の差をつけて集団が通り過ぎる。この逃げは容認されているようで集団はリクイガスがコントロール。

レース中盤

ここからまたコースを逆走してUCIの車とすれ違うと止まって観戦した。一ヵ所にとどまって観戦も良いが20分以上待つのは退屈なので移動しながらの方が良かったと思う。7周回まで3人の逃げは約3分で展開したがここで柿沼選手が遅れ始める。この時は古賀志林道入口の補給ポイントで観戦していた。補給ポイントで落車発生。BSアンカーの飯島選手だった。どうやら単独だったが体は大丈夫そう。レースには復帰しなかったが自転車に乗ってチームテントに戻った。残念。

レース終盤

急いでゴール地点に戻って最後の観戦場所の確保。ゴール300m手前の直線。
いよいよ残りは2周回。この時集団と逃げの差は30秒。ほどなく逃げは吸収され今度はなんとクネゴバッソビスコンティ、アニョーリの4名がアタック。40秒遅れで10名ほどの追走集団。この中には梅丹の新城も含まれている。最終周回の古賀志林道でクネゴバッソがアタック。二人で逃げる。10秒遅れでビスコンティ、さらに遅れてアニョーリ。残り数キロでビスコンティが追いつきさらにリクイガスのアニヨーリが追い付く。執念で追いついた感じ。頑張れバッソ。残りは左カーブを抜けた400mの直線。4人のスプリント。勝ったのは?
優勝はランプレのクネゴジロ・デ・ロンバルディアに続き二連勝。続いてビスコンティバッソ。初めて見たプロのゴールスプリントがクネゴ(ランプレ)、ビスコンティクイックステップ)、バッソリクイガス)…すごい、ものすごい。速くて何が何だか分からない。でも、すごい。

表彰式

ゴール前が解放されて観客が表彰台の前へ。表彰式の前に大型スクリーンにクネゴのインタビューが流れていた。
表彰式は完全に日本スタイル。いつもJ-スポーツで見慣れた表彰式をイメージしていたのでちょっと興ざめ。プレゼンターはみんなどこどこ株式会社のなんとか企画部長とかたくさん肩書きのついたおじさん達。唯一チーム表彰でリクイガスの選手がアシスタントのお姉さんといつものやつをやっていました。

おまけ

表彰式も終わって駐車場に帰る為にコース上に出るとなんとリクイガスの選手たちが自走でホテルに帰る模様。迷わず後ろについて牽いてもらいました。速度は30km/hそこそこで4〜5kmですがとても気持ち良く走れました。回復走?なのでついて行けましたがくだりはとても速かったです。バッソは忙しいらしくいませんでした。

帰り道にお約束の餃子を食べて本日の〆。宇都宮市内でビスコンティを見ました。
すごい、すごい一日だった。