toRideで行こう。

NO BIKE NO LIFE

春の筑波8耐

出発〜会場入り

いよいよ春の8耐本番当日。前日からの天気予報は雨のち晴れ。4:00起床、4:30出発の予定。弟が前日から泊まりに来て一緒に出発。雨は出発時点で降っていない。コンビニに寄って食事と飲み物を購入。自宅から会場の筑波サーキットまでは約一時間。我々は先発隊で場所取りと受付けの重大任務。ここからすでに耐久レースが始まっている。
予定の5:30より少し前に会場入り。既に100台近い車が開門を待っている。いつもの光景。恐らく筑波耐久レース常連のチーム関係者と遠方から参加の前泊組み。この時点で雨は霧雨程度。ここでもうひと組の先発隊と落ち合う。少し話をして肌寒いので車中で待機。公式スケジュールでは6:00開門だが少し早めに開門。一番近い駐車場に停められた。早速機材搬入口に向かう。既に40〜50名が並んでおり、こちらも例年同様の光景。雨はパラパラと降ったり止んだり。タープや自分の荷物を運んで待機。そろそろ入場の7:00になるが、ここで主催者より入場時間の変更のアナウンス。7:30かららしい…これでは受付けに早くから並んだ意味がない。まぁ文句をいっても始まらないのでゼッケンを持って入場口前方へ。再入場のスタンプをゼッケンと手の甲に押してもらう。筑波8耐は素晴らしいのだが申し込み〜入場までのオーガナイズがいまいち。JCRCshimanoのイベントを見習って欲しい。殺気立った入場口が7:30を迎えいよいよ入場。ピット近くの場所確保に大勢が走りだす。toRideも10名近いメンバーでピット横を確保。今年のピットは3番。ピットロ−ドから近い場所。この時雨が一時強く降りだす。とりあえずタープ×4張りとバイク置場を確保。ここから続々とメンバー到着。ここから雨が弱く降り続く。開場が30分遅れた為、試走までの時間があまりない。今回スタートライダーなので実走でアップしたいので急いで支度。初参加のメンバーと一緒にコースやレースの注意点を話しながら試走。あまり時間が取れず2周で終わり。仕方なくローラー台でアップ。雨に日の3本ローラーは滑って怖い。それでも約20分のアップ完了。

レース開始

第1走

いつもながらスタートライダーは緊張する。落車と先頭集団追走の両方のプレッシャーがある。10:00レーススタート。今回toRideからは8チームがエントリーtoRideジャージを見失わないように先頭集団を追う。今回の目標は最後までタレない事。そして無理に前を牽かない事。単独の時はサイクリングペースで集団を乗り継ぐ事。うまく先頭集団には乗れた模様。心拍はいきなり190拍。先頭集団からは3周回でサヨナラ…無理せず千切れた後ろの集団で行く事に。

時刻 継続時間 距離 心拍数 速度 ケイデンス
10:00:00 0:32:10 20.3km 188/196 38.0/47.7 98/115

10周回で平均ラップは3分21秒。まずまずの出来。

第2走
時刻 継続時間 距離 心拍数 速度 ケイデンス
12:29:36 0:35:32 22.7km 185/193 38.3/48.1 94/113

11周回で平均ラップは3分23秒。第1走と同じペース。この時間帯は比較的雨が強く降っていた。

第3走

第3回目の出走アップ中にアンカーを言い渡される。時間とピット回数調整の為今回の出走は短めにとの事だったのであまり無理をせず最終出走に備えて脚と体力を温存。

時刻 継続時間 距離 心拍数 速度 ケイデンス
15:05:25 0:13:15 8.2km 182/193 37.1/48.9 95/112

4周回で平均ラップは3分18秒。完全に雨はあがり時折強い日差しが射すいいお天気に。
この時点でtoRideちょい悪おやじチームは総合21位。

第4走(アンカー)

いよいよアンカーとしての出走。アップも20分。脚を回して汗もかいた。練習もしてきた。後は走るだけ。出し切る。
ピットロード・クローズの5分前に出走。最低でも35分は走らなくてはいけない。どんな集団に乗っても千切れる事は許されない。一周目のダンロップ辺りまで単独走。心拍170を目安に走る。向かい風でペースが落ちると後続が追い抜く。自然と集団が出来ており後方に着く。しばらくはこの集団で周回。3周回ほど走った所で大集団に吸収された。これが先頭集団。コース上にはこの集団しかない。周回を重ねる毎に集団は人数を増やし100名以上に膨れ上がる。自分は先頭から20mあたり。心拍は落ち着いて170代前半。まったりと集団は進む。しかし速度は40km/h近く。ケイデンスも100前後。ギアは50-14・13Tあたりでちょうど良い。集団が膨れるに従って前後左右の幅がなくなり一瞬の隙が大事故を招く。ブルーフラッグが振られいよいよ最終周回。この前の周回あたりから集団は活性化して平均速度は45km/h超。バックストレートで集団前方に上がろうとするが大集団で身動きが取れず流れのままゴール。

時刻 継続時間 距離 心拍数 速度 ケイデンス
17:25:28 0:36:30 22.4km 177/188 36.8/48.0 97/122

11周回で平均ラップは3分19秒。集団の恩恵に与って最高の走りが出来た。みんなありがとう。
toRideメンバーを探してパレード走行へ。ゴールスプリントで優勝チームより先にゴールしてしまった人はもう一周回。ようやくメンバーがそろって感動のフィナーレへ。

いつもの通り花火が上がりみんなの待つホームストレートへ。たくさんの人が待っていた。女の子が何人も泣いていた。たかが自転車レース。されど自転車レース。このイベントに参加した者ではないと解らない感動。それぞれの想いを胸にみんな走っている。

ピット前に集合して記念撮影。

表彰式
  • toRideエース
    • クラス6位 総合7位
  • toRideファミリー
    • クラス2位
  • toRideオーシャン
    • クラス10位
我々の成績
  • toRideちょい悪おやじ
    • クラス12位 総合17位

最後に国道沿いのトンカツやで最後の補給をして帰宅。お疲れ様でした。とりあえずお風呂にだけ入って寝た。

所見

2006年からこの筑波耐久レースに参加しているがようやくレースらしくなって来た。自分の戦略通り走れたし8時間タレる事無く走り切れた。レースに対する不安もかなり解消された。課題もたくさんある。もう少し心肺を鍛えて心拍170拍代で走るともっと余裕が出てくると思う。
今はもう少しレースの余韻に浸っていよう。