toRideで行こう。

NO BIKE NO LIFE

橋川健選手

日記の更新をして「はてな」の「こんな人も書いています」のページを見ていたら橋川健選手のページがあった。橋川選手には一回しかお会いした事がないがとても紳士で優しい方だった。
2006年の暮。JCRCの最終戦がNATSで開催された。その年の春から自転車競技に参加したのだがどれもチーム戦で個人競技としては今回が初めてのロードレースだった。開会宣言の時にJCRCの会長さんから今日は橋川選手が招待選手ではなく参加費を払って選手として出場しています。というような紹介をして会場が盛り上がった記憶がある。だが、その当時の私はそんな予備知識もなく(橋川選手自体を知らなかった)あまり気にしていなかった。
橋川選手のレースが終わり少しすると橋川選手が我々がいる所までわざわざ来てくれてご挨拶をいただいた。その日はtoRideから数名で参加していたが応援に来ていた私の甥っ子がレース中の選手だれかれ構わず声援を送っていた。自転車レース自体初めてだったので走る過ぎる選手全員に「ガンバレ〜!」と声をかけまくっていた。その事にわざわざお礼をいいに来てくれた。しかも「私、橋川と申します」と自己紹介をして「どこのチームの方ですか?ずっと応援してくれてありがとう」と甥っ子や私たちにお礼をいって立ち去っていかれた。その時は大変申し訳ない事に橋川選手自体を知らなかったので少しお話しただけだったが数ヶ月後に自転車雑誌に出ていた橋川選手を見て当時の記憶が蘇りJCRCのサイトで確認して顔から火が出る思いだった。
とても有名な選手なのに気取ったり驕ったりした所がまったくなくとても紳士で明るい方だった。その後、2007年のシマノもてぎのエリートで優勝したのを生で見た。すごい走りだった。
人間どんなに強くなっても謙虚さを忘れてはいけないと思った。橋川選手の日記によると今ベルギーにいるそうです。頑張ってください。